氷点下の現場で学んだ事

*野付半島

 

北海道にてインバウンド映像制作を
約半年期間をかけて撮影が終了!

9月から撮影を開始して真冬に突入!

北国出身のくせに真冬のシチュエーションでの撮影は初めてなので正直ビビってました。
なんせ北海道の旭川付近では-10度近くまで気温が下がることもあるという情報も確認してましたので・・・

みなさんもお気づきかもしれません・・・気温が問題です!
カメラには動作に適した温度があります。

今回撮影で持っていったカメラがLumix S1HとSony FS5 Mark2とALpha7S2になります。

下記がそれぞれの仕様書に記載されている情報です。

“S1H” 動作温度 : -10 ~ +60℃

“FS5” 動 作 温 度 :0 ~ +40°C

“Alpha 7S2” 使用温度 : 0 ~ 40℃

しかもこれは本体のみになりますのでレンズの耐性も気にする必要性があります。
特にラプス撮影等は長時間外気温に触れていることになるので注意が必要です。

まずは北海道ロケ前に色々と調べて対策した点は

・結露対策

・バッテリー対策

・防寒(機材)

・防寒(スタッフ)

以上、4点になります。

結果無事に撮影は終えたのですが、撮影後に感じた改善点も同時に共有したいと思います。

結露対策

・車内

エアコンをつけるとすぐにカメラに結露が・・・カメラバック内も冷えてますのでバックに入れておくと
外気との差ができ、ある程度は保温してくれます。なるべく車内は外気と近い温度に保ちましょう。なので防寒とても大事です!笑

・屋内

屋内ロケの場合、Gimbal等のあれば撮影を始めて結露が発生してきたら一旦外気に近い温度の場所までいって冷やしたりと何度が
繰り返し撮影してました。時間がタイトな場合がほとんどなので室内全体の広さや環境にも左右されるかと思いますのでロケハンがとても大事ですね。

長時間になる場合はジップロックと防湿剤で慣らす必要があります。最初の30-60分放置しておけばある程度温度も落ち着くかと思います。
こちらも状況によりけりなので注意してください。

・宿泊先

ジップロック&防湿剤でカメラを防御しつつ、カメラバックでコーティングしてました。入り口付近or窓際にバックを置いておけばそんなには温度は上がらないかと思います。こちらも部屋の形状によリけりかと思います。

バッテリー対策

なるべく保管温度が低くならないようにジャケットの内ポケットに入れながら撮影を行ってました。Alpah7S2を使用している方はご存知かと思いますがバッテリーがもともと貧弱なので寒い環境 & バッテリー劣化により80%辺りから15-20分くらいで10%ほどに・・・容量の大きいバッテリーは問題ありませんでした。

移動時間に細かく充電できる環境を作っていきましょう。

防寒(機材)

レンズヒーターは必要かと思います(結露対策も含め) 。ただ動画の場合はフォーカスリングを使用するので今回は使用しませんでした。

夜間のイベント撮影とラプス撮影が一番過酷でしたがS1Hの強靭なマグネシウム合金ボディがとても素晴らしく耐え抜いてくれました。
雪がひどくなると粉雪がボディやレンズに積もってきますのでブロアーで除雪してあげてくださいw

防寒(スタッフ)

UNIQLOの暖パンと極暖ヒートテックと何より大切なのが靴下です。
2枚重ねないと足がもげそうになりますw

首回りはネックウォーマーかフェイスマスクは必要です。

ジャケットはNorthFace(最強)。w

足元はスノーブーツを着用しました。長靴タイプのものがあったりしますが雪深いところに行くのであればブーツをお勧めします。

冬のロケは衣類が夏の倍以上なので荷物も多くなり大変でした。

空撮時の注意点

使用機材はMavic 2Pro

コントローラーはiphone8を使用しました。バッテリーの劣化なのか途中でブラックアウトするという恐ろしいことが発生!OSがベッテりー保護の為
電源を遮断するというのが原因のようです。

そこで考えて開発したセッティングが・・・

貼れるカイロをスマホにw
見た目やばいですがこれで改善されました。

ただスマホの電源はやはり減る速度が速いので常に注意が必要です。

ただスマートコントローラーをお持ちの方は動作環境が-20~40℃なので問題ありません。

このような状態だと下のセンサーが雪に反応してエラーが出ます。
離着陸はなるべく雪がないところからにしましょう。

雪や風などの天候変化に十分に気おつけて撮影を行ってください。
風が強いと戻ってこないということもw

色々と面倒な点も多いですが冬にしか撮影できない美しい景色がたくさん撮影することができました。
撮影したいと思ってる方も多いと思います。

冬シーズン自然の撮影は格別です。
神秘的かつ雄大な景色が目の前に広がります。

路面凍結も慣れない方には危険なので注意してくださいwスタッドレスは絶対必要です。
起伏が激しいのでアクセルワークには十分気おつけてください!

あと鹿や狐がよく夜道に出てきます。
鹿のあまりの大きさにビビって気持ち悪い声が出ましたw

是非みなさんも気おつけていってらっしゃい!